ザビエルは、日本で初めてキリスト教布教を始めた宣教師。来日を機にポルトガルと日本の関係が急速に速まった。

 

1506       4月7日、ナバラ王国のザビエル城で生まれる。

1525       ピレネー山脈を越えてパリ大学へ勉強にいく。まずサント・バルブ学院へ。

1528       イナシオ ・デ・ロヨラは最初モンテギュ学院でラテン語の勉強を始める。そのあとサント・バルブでザビエルとピエール・ル・ファーヴルと出会う。

1533      ザビエルは7ヶ月間ロヨラと同室になる。

1534       7人の同志(ザビエル、ロヨラ、ル・ファーヴル、アルフォンソ・サルメロン、アフォンソ・ デ・ボバディリャ、ライネス、シモン・ロドリゲス)は8月15日、聖母被昇天の祝日にパリのモンマルトルで初誓願を立てる。ザビエルは9月中ロヨラの指導によって霊操を行う。

1536       12月にパリを去り、ベネチアへ向かう。

1537       ザビエルとロヨラはベネチアに着いて司祭の叙階を受ける。

1538       聖地へいくことが不可能になったので、彼らはローマへいって教皇パウロ3世に奉仕したいと申し出る。

1539        9月3日 教皇パウロ3世よりイエズス会が認められる。

1540       ポルトガル国王ジョアン3世の要請を受けた教皇の依頼により、ロヨラはザビエルに対してインドとその周辺へ宣教にいってもらえまいかと尋ねる。その後、9月27日に、教皇は Reimini militantis Ecclesiaeという大勅書によりイエズス会を修道会として承認する。

1541       ザビエルは4月7日にサンティアゴ号で2人の同志、すなわちパウロ・カメリノとフラン シスコ・マンシリャスとともにリスボンを出航する。

1542       ザビエルはモザンビーク、メリンディ、ソコトラ島経由でゴアに到着。主として南インド のコモリン岬とトゥティコリンとの間にある漁夫海岸を根拠地とする。

1545       モルッカ諸島で宣教への道がさらに開けていくことを耳にしたザビエルは、マイアポール(現マドラス)のサン・トメにある聖トマスの聖堂へ巡礼に行き、5月にマラッカへ向かう。

1546       元日にモルッカ諸島へ出航し、2月にはアンボン島に到着。そこからさらにテルナテその他の島々へ向かう。

1547       6月から12月までマラッカに滞在。ザビエルはその12月に日本人に会い、ぜひ日本へ行きたいと願う。

1548       マラッカを去ってゴアに戻る。5月20日、聖霊降臨の祝日に3人の日本人がゴアの大聖堂で司教から洗礼を受ける。主格のアンジロウ(もしくはヤジロウ)はパウロ・デ・サンタ・フェという霊名をもらう。

1549       ザビエルは4月15日に2人の同志とその3人の日本人とともにゴアを去り、5月31日にマラッカに到着。6月24日にはマラッカをたって日本へ向かう。一行は8月15日、聖      母被昇天の祝日に鹿児島に上陸する。

1550       ザビエルは平戸まで出かけて7月にはまた鹿児島へ帰るが、そのあと9月から10月にかけてふたたび平戸に滞在する。
鹿児島をたって11月のはじめには山口へ向かうが、しかし12月17日にはどうしてもミヤコ(京都)まで行きたいと言う。

1551        ザビエルは1月半ばに堺に着き、そこから比叡山の延暦寺へ赴く。しかし訪問はいずれも功を奏さず、4月にはまた山口へ戻る。9月に山口を去り、豊後国(現大分県)へ向かうが、11月にはゴアへ帰ることを決意。

1552       1月24日にザビエルはコーチンに立ち寄り、2月半ばにはゴアへ帰る。そこで宣教の仕事を調整したうえ、5月にはマラッカに戻り、皇帝への使節として中国への入国を計画する。
マラッカ総督との交渉ははかばかしくなく、遅れる一方ではあったが、7月17日にポルトガルの船で出航、広東近くのサンチアン(上川島)に到着する。

そこで中国に入国する機会をうかがううちに熱病にかかり12月3日に志望する。

腐敗を免れたザビエルの遺体は称賛のうちにゴアへ運ばれた。

<関連書籍>

『ザビエルの見た日本』 ピーター・ミルワード 講談社

『キリシタンの世紀―ザビエル渡日から鎖国まで』 高瀬弘一郎・著 岩波書店

『聖フランシスコ・デ・ザビエル書翰抄』 岩波書店

『ザビエルの見た日本』 ピーター・ミルワード・著 講談社

『ザビエルとその弟子』 加賀乙彦・著 講談社

『ザビエルを連れてきた男』 梅北道夫・著 新潮社

『ザビエルの謎』 古川薫・著 文藝春秋

『遥かなるザビエル』 山本年樹・著 文芸社

『ザビエル』 尾原悟・著 清水書院

『ザビエルの海 -ポルトガル「海の帝国」と日本』 宮崎正勝・著 原書房

『種子島の鉄砲とザビエル』 石原結実・著 PHP研究所

『聖フランシスコ・ザビエル全書間』 河野純徳・編 平凡社

『聖フランシスコ・ザビエル全生涯』 河野純徳・著 平凡社

『フランシスコ・ザビエル』 浅見雅一・著 山川出版社

『ザビエルと日本』 岸野久・著 吉川弘文館

『ザビエルとヤジロウの旅』 大住広人・著 葦書房

『ザビエルからはじまった日本の教会の歴史』 結城了悟・著 女子パウロ会

『宣教師ザビエルの夢』 白石善宣・著 光言社

『生きた、愛した-フランシスコ・ザビエルの冒険』 八代静一・著 角川春樹事務所

『日本を変えた!種子島の鉄砲とザビエルの十字架』 石原結實・著 青萠堂

『ザビエルの見た大分』 加藤知弘・著 葦書房