ポルトガル短篇小説傑作選カバーomote

「現代ポルトガル文学選集」刊行!

この度、ポルトガル大使館が現代企画室と協働し、すぐれたポルトガル現代文学を紹介するシリーズ「現代ポルトガル文学選集」を刊行する運びとなりました。
本選集は元ポルトガル大使館職員の緑川高廣氏の寄付金から設立されて同大使館が運営する1990年から2016年まで続いた「ロドリゲス通事賞」の基金から助成を受けて出版されます。
第1巻は『ポルトガル短篇小説傑作選 – よみがえるルーススの声』
重鎮から新鋭まで、ポルトガル現代文学の魅力を存分に示す12人の作家たちによる珠玉の掌篇集となります。
*ヨーロッパ文芸フェスティバル会場限定で先行発売!
『ポルトガル短篇小説傑作選 – よみがえるルーススの声』(現代ポルトガル文学選集)
ルイ・ズィンク、黒澤直俊=編
定価:2,200 円+税 2019年11月中旬発売予定
発行:現代企画室
ISBN978-4-77338-1905-2

本書に訳出されているのは、いずれもポルトガルの現代のフィクションの傾向をよく表す、価値ある豊かな作品である。
選ばれた作家たちに祝福の言葉を贈りたい。
そして、これから本書を読む日本の読者にも。
これらの美しい短篇を発見する特権はあなたの手にある。
—ルイ・ズィンク

掲載作品(全12編)
「少尉の災難 -遠いはるかな地で」 マリオ・デ・カルヴァーリョ
「ヨーロッパの幸せ」 ヴァルテル・ウーゴ・マイン
「ヴァルザー氏と森」 ゴンサロ・M・タヴァレス
「美容師」 イネス・ペドローザ
「図書室」 ドゥルセ・マリア・カルドーゾ
「バビロン川のほとりで」 ジョルジェ・デ・セナ
「植民地のあとに残ったもの」 テレーザ・ヴェイガ
「汝の隣人」 テオリンダ・ジェルサン
「犬の夢」 ルイザ・コスタ・ゴメス
「定理」 エルベルト・エルデル
「川辺の寡婦」 ジョゼ・ルイス・ペイショット
「東京は地球より遠く」 リカルド・アドルフォ

翻訳
上田寿美 京都外国語大学講師。共著に『プログレッシブポルトガル語辞典』(小学館)
木下眞穂 ポルトガル語翻訳者。訳書にパウロ・コエーリョ著『ブリーダ』(KADOKAWA)、ジョゼ・ルイス・ペイショット著『ガルヴェイアスの犬』(新潮社)など。
黒澤直俊 東京外国語大学大学院教授。著書に『キックオフ! ブラジルポルトガル語』(大修館書店)『言語学大辞典』(三省堂)など。
後藤恵 東京外国語大学大学院博士後期課程在籍。
近藤紀子 ポルトガル語翻訳家。訳書にルイ・ズィンク著『待ちながら』(而立書房)、フェルナンド・ペソア著『アナーキストの銀行家』(彩流社)など。
水沼修 東京外国語大学講師。